リゾートトレイン・フルーティアふくしまのチケットは先着順で購入可能だったのですが、購入開始の前日にネットで告知があるので細々とサイトのチェックが必要でした。4名で申し込もうと思ったのですが、購入開始の夕方には売り切れ、キャンセル待ちをして何とかチケット取れました。新白河駅で当日チケットを受け取って乗車するのですが、チケット受け取りの受付が発車25分前までなので人によってはかなり朝早く出る必要があります。チケット購入から乗車まで大変でしたが、ゆったりとした車内・美味しいスウィーツ・のどかな風景・乗務員さんのサービスどれも素晴らしいものでした!
1.リゾートトレイン【フルーティアふくしま】とは
ゆったりとした車内で、美味しいスウィーツを食べながら走る2両編成の電車です。福島ディスティネーションキャンペーンに合わせて2015年4月25日に営業運転を開始。2023年12月に老朽化の影響で引退する予定とのこと。普段は郡山から喜多方や仙台まで運行されています。デビュー当時はフルーティアの改造されていないH-10、H-15編成と併結していましたが、現在は単独で運転しています。鉄道好きにはたまらない電車。今回、私は鉄道好きの長男の希望でフルーティアふくしまに乗ってみようと思いました。その他詳細はこちらのサイトで確認すると良いと思います。
2.チケット予約は日々サイトチェックし即申し込み!
上記サイトでチケットの告知がありました。7月6日から予約開始なのに、ネットで告知されたのは7月5日。7月6日の予約当日は夫婦ともに日中仕事のため予約は夕方になってしまいました。夕方17時頃にサイトを見た時点で4人席が空いていたのは8月5日(土)〜8日(火)の中で平日である7、8日のみ。仕事の休みを取ろうかと2時間くらい悩んでいると全部キャンセル待ち状態に。もうどこでもいいから取ろうと思って全部の日程でキャンセル待ちで予約しました。7月6日にキャンセル待ち予約をして、電話連絡が来たのが7月15日。奇跡的に第一希望の8月5日のみ予約が取れました。留守電が入っていたので急いで折り返しの電話をして同行者情報や本人確認などをして本予約となりました。
3.当日の新白河駅への到着は発車時間ではなく受付時間までに!
フルーティアの発車時刻が10:05であったため、早々に9:47新白河駅着の東京発新幹線のチケットを申し込みました。ラッキーなことにトクだ値30%OFFでチケットをゲットでき喜んでいたのも束の間、後日送られてきた案内状(いつ頃届いたか忘れてしまいましたが、確か出発2週間前)を確認すると発車25分前までに(今回は9:40までに)新白河駅で受付をしなければいけないと、、、。せっかくのトクだ値チケットも予約変更が必要になり、通常料金へ。ちなみに受付は、改札付近にいる添乗員さんに予約の名前を伝えチケットを受け取るだけでした。発車時間にちょっと余裕があればいいだろうと考えてしまいましたが、びゅうの旅行商品であるということを失念していました。また、前乗りでなく当日朝の自宅出発だったので、極力家を出る時間を遅くしたいという考えが先行してしまいました。
4.いざ、フルーティアふくしま乗車!
車内は木目調の壁に黒の天井やドアが使用され、高級感のあるお洒落な作りです。座席はゆったり座れるホワイトのソファになっています。
フルーティアふくしまのコンセプトは「走るカフェ」。新白河駅を出発し、しばらく走行するとお待ちかねのスイーツが提供されました。今回の七夕号では、福島県白河市にある「魔法のランプ」というケーキ屋さんのスイーツボックスです。フルーツのパンナコッタなど5種類、パッとみかなりボリュームがあるように感じられましたが、フルーツのみずみずしさと美味しさに意外にもサクッと完食させて頂きました。冷たい飲み物(水・アイスティー、アイスコーヒー)は2号車のラウンジでセルフサービス、温かい飲み物(紅茶・コーヒー)は添乗員さんにお願いすると席まで持ってきてくれました。
2号車のカフェラウンジでは、フルーティアグッズや福島県産のお酒・ジュースなどの販売もあります。座席はない「クシ」車両であるものの、カウンターには自由にかけれる椅子が設置されています。
フルーティアふくしまに乗るためには、常に運行情報や予約の日程をチェックする必要があり、大変でした。しかし、晴れてチケットを取れたら素敵な内装、サービスの充実した車内で美味しいスイーツを食べながらの電車の旅を満喫できます。引退まで残り4ヶ月ほどですが、機会があればぜひ乗車してみて下さい。